寒さが厳しくなる冬の季節、暖かく快適に過ごすための住まいの工夫は欠かせません。
高い暖房効果を誇る床暖房が人気ですが、その設置コストやランニングコストが気になるところ。
そこで注目されているのが、床暖房の代わりとなる内窓とホットカーペットです。
この記事では、内窓とホットカーペットがいかに冬の寒さ対策に効果的か、そしてそれらの選び方とメリットについてご紹介します。
冬の寒さ対策はこれで決まり!床暖房の代わりに効果的な内窓とホットカーペット
冷え込む冬、家の中でも足元から冷気が忍び寄ることが多くあります。
しかし、床暖房の代わりに内窓やホットカーペットを選ぶことで、快適な暮らしと節約を両立させることが可能です。
※同時に暖房を入れた想定でのお話となりますのでご注意ください。
内窓の設置で得られる断熱効果
出典:財団法人建築環境・省エネルギー機構「住宅の省エネルギー基準早わかりガイド」
内窓は、既存の窓の内側に追加で取り付ける窓のことを指します。
この内窓を設置することにより、二重窓となることで断熱性が大幅に向上し、外からの冷気の侵入を防ぎます。
また、暖房した室内の暖かい空気が逃げるのも防止できるため、暖房効果を高めることができるのです。
さらに、防音効果や結露防止の効果も期待できるため、冬場の住環境をトータルで向上させることができます。
一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会によると、内窓(二重窓)を取り付けることによって、年間約22%の光熱費を節約できるそうです。
引用:【雪国仕様】断熱効果が高いといわれる「二重窓」は節約につながるの?導入にかかる費用はいくら?
ホットカーペットの選び方とそのメリット
ホットカーペットは、部屋全体を暖めるのではなく、使用する部分だけを暖められる点が大きなメリットです。
選び方のポイントとしては、サイズや熱の調節機能、消費電力など、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
また、使用しない時間帯は電源を切ることで、無駄な電力消費を抑えることができ、ランニングコストの節約にもつながります。
床暖房との比較:コストと快適さを考慮した選択
床暖房は設置するのに初期コストがかかりますし、全体を均等に暖めるため、ランニングコストも高くなりがちです。
一方、内窓とホットカーペットは比較的安価に設置でき、使う場所や時間を選べばランニングコストを大幅に抑えられます。
快適さを求めるなら床暖房も良い選択ですが、コストパフォーマンスを考えると内窓とホットカーペットの組み合わせがおすすめです。
床暖房とホットカーペットのひと月のランニングコストを比べると、床暖房(電気orガス)はホットカーペットの2倍〜3倍以上のランニングコストがかかるデータがあります。
自宅の環境や予算に合わせて、最適な寒さ対策を選びましょう。
冬の快適な生活を送るためには、暖房器具の選択がカギとなります。
床暖房のように高い暖房効果を求めつつも、ランニングコストを抑えたい場合には、内窓とホットカーペットが有効な選択肢になるでしょう。
ぜひ、これらの暖房対策を活用して、節約しながらも冬の寒さから守る快適な住まいを実現してください。
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